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症状・治療方針

胸、背中のニキビ

胸、背中のニキビ様の発疹。
胸部、上背部などを中心に夏に悪化する発疹です。
最近は機能性下着や、冬でも暖房が効いているためか、年中見られます。

発疹の中身をメチレンブルーで染色検査すると、青色で縁取られた球のようなもの
が多数みつかります。丸いので染めないと油滴と区別がつかないです。
脂漏性皮膚炎(頭、Tゾーン、鼻翼部の皮膚炎)でも出てきます。

癜風ではこん棒状になった菌体が見えますが、この場合は通常の検鏡
(ズーム液、パーカーKOH)で確認できます。

写真を見てください。これがマラセチアです。油の好きな常在菌です。
メチレンブルー染色検査自体はあまり一般的でなく、診断に必須というわけではありません。
臨床診断(見た目)で判断されることが多いです。

これによる毛包炎をマラセチア毛包炎といいます。

抗真菌剤外用と、市販の抗真菌剤含有の泡石鹸で洗ってもらいます。
ひどい場合は内服を短期間。
BPO製剤の効果もあるのでは、と講演会で聴きました。
肌着は綿など吸湿性の高いものを着用してください。

記事カテゴリー:マラセチア毛包炎

爪白癬(爪水虫)の治療の工夫

爪に白癬菌が感染すると、厚く、そして爪の下はボロボロともろくなり、全体には濁りを生じます。

これまでは内服治療(ラミシール、イトリゾール)でなければなかなか治療が難しかったのです。もちろん、内服でも困難な方はおります。内服自体が、飲み合わせや肝機能障害などにて困難な場合もあります。

H26年9月、爪白癬(爪水虫)に待望の新薬が発売されました。
クレナフィンという外用剤です。明らかに既存の薬剤よりよく効きます。
これまでは内服治療でないと難しいと思えたケースも、この塗り薬で治ることが増えました。

この薬剤の特徴は爪の主な構成成分であるケラチンへの親和性が低く、深くまで浸透するという点です。しかしそのためか、皮膚に付着すると、荒れることも多いです。

しかしいくら新薬が出たといえども、爪白癬が難治なのは変わりません。
クレナフィン外用でもびくともしない爪白癬はたくさんあります。
そこで、当院では、爪に細かな穴をあけて治療効果を高める試みを行っています。
爪に細かな穴をあけ、表面積を増やし、薬剤の浸透を高めます。
このような処置は古くから行われてきましたが、レーザー機器を用いることで、
細かい穴を短時間に数多くあけることができるようになりました。
(手作業では日が暮れてしまいます、、。)

この処置は、平日午前限定とさせていただいておりますので、ご了承願います。
ホームページ見たんですけど、爪に穴開けてください、と言ってください。
料金はかかりません。

記事カテゴリー:爪白癬(爪水虫)

鶏眼(けいがん)うおのめ

鶏眼(けいがん)うおのめは 足の裏、指の間など、
物理的刺激をうけた皮膚が、くさび状に硬くなり、痛みを伴うようになったものです。写真1
胼胝(べんち)たこ は同じく物理刺激で皮膚が厚く硬くなりますが、うおのめのようにはならず、平らに硬くなります。

足の変形、歩き方、靴があっていない、などの原因で起こります。
足の裏のクッションが年齢とともに悪くなるので、歳とともに起こりやすくなります。

治療は、ニッパーなどで芯ごとくりぬいてやります。写真2

スピール膏などを使用し、はがし取る方法もありますが、
上手にできる方と、できない方の差が激しく、そもそも足の裏に
シールを貼れない、という方も多いです。
好みの問題もありますが、私は外来で芯を切り取る処置をします。

だいたいの方は、その後すぐに痛みは楽になります。
しかし、上述の原因でおこる習慣病のようなものですので、
対策をしないと繰り返しできてしまいます。
靴を見直したり、足の変形が強い場合には整形にて足底版を作ってもらったり、
対策もなかなか難しいのですが、、。
特に糖尿病のある方は難治性潰瘍となることもあり、十分な注意が必要です。

記事カテゴリー:鶏眼 うおのめ

レーザーフェイシャルによるイボ治療

レーザーフェイシャルとは
ロングパルスアレキサンドライトレーザーを全顔に照射する施術で、
脱毛、毛穴、たるみに有効な、定番メニューの一つです。

実は、老人性いぼ(脂漏性角化症)にもとても効果的です。
老人性いぼ(脂漏性角化症)は、紫外線ダメージにより、老人性しみ(老人性色素斑)から生じる茶色の凸凹した出来物で、歳とともに誰にでも生じてきます。

放置しても問題ありませんが、整容的に問題となります。
治療は液体窒素による凍結療法を繰り返し行うのが一般的(保険診療)ですが、
自費診療にてレーザーフェイシャルを行うのも効果的です。
こちらも一か月おきに繰り返し5~6回行います。特に施術後の処置は必要ありません。
他、CO2レーザーによる蒸散もよい適応となります。1度できれいになりますが、傷が治るまでシールを貼っていただく必要があります。
老人性いぼが多発していて面倒な処置が嫌な方はレーザーフェイシャルがよい選択となります。

自費と保険治療の両方を同時に行うことはできませんのでご注意ください。
どちらかを選んでいただく事になります。

記事カテゴリー:レーザーフェイシャル

Qスイッチレーザーによる老人性色素斑の治療

老人性色素斑とは顔面、手背などの露出部中心に、紫外線による皮膚老化の症状の一つとして現れます。小さいものから大きなものまで様々です。

老人性イボへと進行するものもあります。

老人性色素斑の治療の第一選択はQスイッチレーザーです。
当院では米国cutera社のQスイッチヤグレーザーMyQ Dualにて
532nmの波長にて治療を行います。

照射後はしっかりとシールで1~2週間、覆い続けて頂きます。
きれいにピンク色になった後、一過性に炎症後色素沈着をおこし、半年~の経過で
薄くなっていきます。

自費診療です。

記事カテゴリー:Qスイッチレーザー

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