当院ではナローバンドUVB治療機 デルマレイ200を導入しています。

従来、紫外線治療はPUVA療法が主に行われておりましたが、ソラレンの塗付、内服などの前処置や、処置後の遮光などが必要で、通院治療にはハードルの高い治療でありました。
現在、紫外線治療は、ナローバンドUVB治療がメインとなりつつあります。UVB(波長が290~320nm)のなかで治療効果の高い波長(311nm)のみを照射する新しい紫外線療法です。
病変の範囲が狭い場合は、より照射強度が強く、効果の高いエキシマ(308nm)による治療を行います。健康保険適応です。

★保険適応疾患
尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、尋常性白斑、アトピー性皮膚炎、類乾癬、菌状息肉症

★QandA
Q;どのぐらいの頻度で治療が必要ですか?
A;最初は週に1~2回の治療頻度で、改善後は徐々に頻度を減らしていきます。

Q;負担はどのぐらいですか?
A;3割負担でおおよそ1,000円です。

Q;痛みはありますか?
A;痛みはありません、ほんのり暖かい感じがします。

Q;副作用はありますか?
A;やけどや、皮膚が黒くなる、しみができる、などの副作用があります。
徐々に出力を上げていく方法か、事前にテストを行い、照射量を決めます。
皮膚の色は、照射を終了すると、数か月かけてゆっくり薄くなります。

治療が数百回に及ぶと皮膚がんのリスクが高まる可能性がありますが、そこまで当てることはありませんのでご安心ください。生涯で300回程度に留めておくのが大切です。

その他、安全性を考慮し16歳以上の方を基本的には対象とさせていただいています。白斑ではもっと年齢の低い小児に当てて特に問題なかったという報告もあり、白斑については10歳以上からご相談にのります。

光線過敏症のある方、免疫抑制剤(外用、内服)使用中の方は照射を控えねばなりませんのでご相談ください。


Q;どのぐらいで効果が出ますか?
A;数回~10回程度で反応が期待できます。ただ、やめると再発することもあります。ですので、他の治療と組み合わせたり、改善後は徐々に頻度をへらしていきます。依存性はありません。残念ながら効果の出ない場合もあります。
10回を目安に効果判定し、改善がなければ紫外線治療を終了します。

Q;当日に治療できますか?時間かかりますか?
A;治療に要する時間は10~15分程度です。混雑していなければ当日に可能です。ベッドが空きませんと全身照射できませんので、2回目以降は予約をお取りします。

記事カテゴリー:ナローバンドUVB