乾燥によるかゆみ、湿疹
2014月12月9日
一般皮膚科
■乾燥性湿疹
ぐっと冷え込んで、乾燥による皮膚症状の患者さんもぐっと増えてきました。
寒くなると汗、皮脂の分泌が落ち、空気も乾燥しており水分も逃げやすくなります。
また、こたつ、エアコンなどの暖房の影響も大きいです。
示した写真は乾燥性湿疹です。
腕の外側、足の前側、腰などに、細かいひび割れができ、そこにかゆみ、皮膚炎が起こります。かゆくてひっかくとさらに悪化。こうなるとなかなか自然には治らないし、慢性化すると、冬じゅうかゆみのストレスを受けながら過ごすことになります。
■乾燥性湿疹のケア方法
⓵入浴とクリーム塗布
入浴は、洗面器にしっかり泡をたてて、泡をすくい、お肌に乗せ、やさしくなでるように洗う。もしくは手拭いに泡をなじませ皮膚表面を滑らせる程度にする。
(ナイロンタオルにボディーソープを直接とって、いきなり体をごしごし、というのは一番悪いです!。)
保湿作用のある入浴剤を使用するとよいです。なんでもいいです。
保湿ケアですが、ただクリームをぬればよいというわけではありません。
入浴後、なるべく早くに保湿クリーム(もしくは皮膚炎のお薬を塗る)
たっぷりつけてください。簡単にいうとティッシュが引っ付くぐらいの感じです。
⓶肌着や室内対策
肌着は綿の素材で、柔軟剤を使用するのもよいでしょう。
ちなみに院長お勧めの綿Tシャツは、世界最高峰オーガニックコットン、アルティメイトピマ100%使用したEIJIのシャツです。普段ほぼ100%これを着ています。
ネットショップのリンクhttp://EIJI シャツ
加湿器もお忘れなく。いろいろ使ったけど象印が一番かな。
参考にしてみてください。
2023.2追記
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