Qスイッチレーザー、ピコレーザーの使い分け
2022月8月24日
美容皮膚科 治療
老人性色素斑とは顔面、手背などの露出部中心に、紫外線による皮膚老化の症状の一つとして現れます。小さいものから大きなものまで様々です。
老人性イボへと進行するものもあります。
老人性色素斑の治療の第一選択は
Qスイッチレーザー
もしくはピコレーザーです。
Qルビーレーザー、もしくはQヤグレーザー、ピコレーザーにて治療を行います。
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大きな斑状のもの→Qルビーレーザー
状の大きなものはピコよりQスイッチレーザーです。ルビーぐらいが適度にじわっと焼けて落ちやすいと思います。ピコは鋭すぎる感じがしますね。
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ごくごく薄いもの→Qヤグ(KTP532nm)
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細かいしみが多数でイボも多く混在するもの→ピコレーザー
ピコの優れているところは打ち方の工夫で、しみとイボ(脂漏性角化症、老人性疣贅)も一緒に治療できる点です。色への選択性と、衝撃波によります。一度の施術でしみイボの大体6~7割を落とすことができます。Dr施術ですが人数が多いと体力視力が持たないので、値段は高めです。院内に写真ありますのでご覧ください。結構満足度は高い施術です。
ハリとか毛穴には効果ありませんので、普段のメンテナンスはフォトフェイシャル、ピコのフェイシャルをしてください。
自費診療になります。
照射後はしっかりとシールで1~2週間、覆い続けて頂きます。(ピコ除く)
きれいにピンク色になった後、一過性に炎症後色素沈着をおこし、半年~の経過で
薄くなっていきます。炎症後色素沈着の強さは様々で個人差も大きいです。
綺麗な茶色いシミはよく取れますが、くすんだシミ(炎症を何度か起こし、真皮にメラニンが落ちた状態)は一度では落ちにくいです。
稀ですが、シミの状態、経過によっては組織検査が必要になることがあります。
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