キュアジェット

キュアジェット（CureJet）とは

Curejetは、針を使わずに特殊なジェット噴射技術で薬剤を皮膚の奥「真皮」まで届ける治療法です。キュアジェットのノズルから薬剤が高速で噴射され、ごく細かい亀裂（マイクロサブシジョン）が真皮に作られます。この微小な亀裂が数多くできることで、硬くなったり凹んだりしている組織がほぐれ、自然な肌再生が促進されます。同時に、コラーゲンの生成を助ける薬剤や保湿成分が均一に皮膚の奥深くまで届けられ、シワやニキビ痕の改善、肌のハリ・弾力の向上が期待できます。

• キュアジェットの効果

 

1. ニキビ痕・クレーター

   炎症や繰り返すニキビによって形成された、凹んだニキビ痕（特にアイスピック型）に効果的です。アイスピック型の瘢痕はこれまでTCAクロスやトレパンによる切除以外に有効な治療は皆無でしたが、ダウンタイムが問題でした。キュアジェットでは大幅にダウンタイムが軽減しています。

2. 傷跡・瘢痕による凹み、赤く盛り上がった傷、白く硬くなった傷

   傷や手術跡、または水ぼうそう後の凹みなど、線維化した組織を解除して改善を促します。赤く盛り上がった傷や白い傷では選択する薬剤が異なります。

3. 深いシワ

   額、眉間、首など、深く刻まれたシワやたるみの改善効果が期待できます

4. 毛穴の開きや肌質の改善

   毛穴の開き、肌のざらつき、くすみなどの肌質改善にも適しており、これらを目的とする場合はトーニングモードを用いて肌全体に均一に薬剤を導入します

5. 針や注射に抵抗がある方

   針を使わずに薬剤を導入できるため、注射針が苦手な方でも施術を受けることができます。

 

• 症例

２０代女性。ほほの毛穴の開き、細かなニキビ痕に対してコンタクトモードを計２回行いました。導入薬剤：ジュベルック。

２回の施術で長年の悩みであった“毛穴、細かなニキビ痕”が良く改善しています。ぜひ拡大して見てみてください。

赤みが気になる場合はダイレーザー（Vビーム）を併用します。

※施術；キュアジェット・コンタクトモード（４×４cm）１回39800円×2（両頬）×２回施術

※３回程度の施術を推奨しています

※すべての方に同様の効果があるわけではありません

 

• 院長コメント

キュアジェットは細かな亀裂（マイクロサブシジョン）を多数作りながら薬剤を導入することで、単純に針で薬剤を注入することでは得られない組織修復効果を出すことができます。亀裂の角度も重要で、ノズルを傾けて噴射することで下部組織との固着を断ち、にきびあとに対してより高い効果を発揮します（コンタクトモード）。また、「キュアジェットは痛くない」という記載をよく見かけますが、実際には結構な痛みがありますので、外用麻酔をお勧めします。

 

• 副作用

内出血、点状出血、腫れ。細かな内出血が２－７日間程度続きます。

まれに、しこり、皮膚炎、かゆみ、感染症、色素沈着、肝斑の悪化等

• 未承認医薬品等

キュアジェットは、国内未承認機器となります。

• 入手経路等

国内代理店バズバイオメディックジャパンを通じて入手。

• 国内の承認機器の有無

国内で同程度の効能・効果で承認されている承認医療機器はありません。

• 諸外国における安全性等に係る情報

韓国KFDAの承認を受けております。