IPL(フォトフェイシャル)
■フォトフェイシャル(IPL)とは
IPL(アイピーエル;intense pulsed lightの略)は、光治療、フォト治療、フォトフェイシャルと呼ばれる治療です。
フォトフェイシャルはルミナス社の登録商標で、ルミナス社のIPLを用いた施術に用いることができる呼び名です。
ステラM22 かなりかっこいいです。
シミやしわ、赤みなどに対しての美容施術の定番で、当院でも人気のある治療メニューの一つです。
シミ治療の第一選択はQスイッチレーザーなのですが、施術後にシール保護や、炎症後色素沈着などの反応が問題となります。また、シミ治療をしていることが他人にわかってしまう、という点を気にされる患者さんも多くいらっしゃいます。
細かなそばかす状の濃いシミ、お肌のハリ、毛穴の引きしめ、赤みなどの様々な効果が得られるのがフォトフェイシャルの良い所です。大きな斑状のシミ、薄いシミは苦手で、Qスイッチレーザーを併用するといいです(要ダウンタイム確認)。
フォトフェイシャルは、治療を受けていることを気づかれたくない方で、繰り返していくことにより、シミ以外にもお肌の調子をトータルで改善させたい方に向いております。
■当院のフォトフェイシャル(IPL)治療
当院で導入している機器は、ルミナス社のステラM22。同社の最新機種です。
以前使用していたサイノシュア社のICON(アイコン)も非常によいマシンでしたが、ステラM22の特徴として非常に細かい設定が可能という所にあります。
ICON 長年当院で活躍しています。どんな肌にどんなパラメーターがよいのか感覚的にわかるぐらいになりました。
ICONもまだありますのでICONご希望の方はICONがよいと言ってくださいね。こちらもサイノシュアの現行モデルです!→→ICONは当院を卒業となりました。
■フォトフェイシャルの対象疾患
●シミ病変
老人性色素斑(老人性しみ)、いぼ(老人性疣贅)、そばかす。色が濃く細かいものが得意。
●赤み病変
赤いニキビ、赤いニキビ瘢痕、手術後の赤い瘢痕
赤ら顔、酒さ、老人性血管腫
●しわたるみの改善
おすすめの方法として
- 普段のメンテナンスはフォトフェイシャル
- 斑状の薄いしみは苦手。落ちにくいシミはQスイッチレーザー
- 隆起したイボは、CO2レーザー
- しみイボ混在でたくさんある場合は、ピコレーザーのスポット全打ちを。いぼシミを一度に6~7割落とせます。
- 肝斑のある方は長波長、低出力で。悪化することもあるので慎重に。
といった感じです。
■よくある質問
Q;痛くないですか?
A;照射毎にピリッとした痛みがあります。痛みの感じ方は個人差がありますが、
耐えられない痛みではありません。通常は塗る麻酔による表面麻酔も必要ありません。あまり痛みが強い場合は出力を落とした方が安全です。
Q;治療後に処置は必要ありませんか?
A;IPL(フォトフェイシャル)メリットは、Qスイッチレーザーの様に、シールを貼ったり、お化粧ができなかったり、という事はなく、施術後の保護が不要なことです。そのままお化粧をしてお帰り頂けます。
敏感な方ですと、照射後の赤みが残存することもありますが、翌日にはほとんどの場合、落ち着きます。シミの部分がうっすらとサカブタとなることがありますが、決してこすらないようにしてください。
Q;何回ぐらい受けないといけませんか?
A;1度でも一定の効果はありますが、一か月毎に、6回~12回程度の施術をお勧めしております。その後は頻度を落として2~3か月おき程度にするのがよいでしょう。
Q;日常生活の制限はありませんか?
A;特にありませんが、お肌をこすらないことと、しっかりと紫外線予防をしてください。
- 診療時間と異なりますのでご注意ください。
- 今現在の待ち人数が確認できます。
- 順番が近くなったときの「お知らせサービス」もご利用できます(WEBのみ)。
- 新患の方もご利用できます。
- 予約なしで 直接来院していただいた方の時間も設けております。